自然農法的な畑の管理。無肥料・無農薬栽培。
大地に呼応して芽が出るので、他所と比較的遅い時期に新茶が出る。
一番茶しか採取しないため茶樹が元気だ。
実生在来茶畑に100本の茶樹があれば100種類の茶の木であることが特徴。
品種ものの均一性とは違って、いわゆる天然ブレンドになる。
お茶について
・原産地: 岐阜県春日町(単一農園)
・製造者:中村さよ
・茶品種: 在来種
・収穫時期: 2022年春
・茶樹の樹齢: 100年余り
・茶種:緑茶・煎茶・葉茶
茶園について
・名前:ちゃぼぼ園
・面積:6反ほど
・種類: 茶山
・標高:200 ~ 400 メートル
・地質:石灰質
・土壌: 黒ボク
・方向と傾斜度:東西南北 傾斜20~45°
・畝の方向と形:モザイク状
気候について
・気候の特徴:雨が多い、寒暖の差が激しい。
・周辺・環境の特徴:山に囲まれている。山肌に植えられた茶樹に夜茶畑が点在知っている。
・その他:朝霧、夕霧が出る日もあり、空気中のアミノ酸を取り込む効果につながる。
製造について
製茶工場から戻ってきた荒茶を選別して、こなの部分、煎茶にする部分、大きい葉の部分に分ける。この時は竹編やピンチを使って、手作業で選別している。
拘っていることは、茎を取り除かないこと。それは、茎は甘くお茶全体の旨みのバランスにつながると思っているからだ。
淹れ方
お一人様用
・茶葉の量 :3g
・湯温:98℃
・湯量:200cc
・抽出時間:40 sec.
同じ茶葉で「4〜5」煎楽しんでいただけます。
淹れ方①ポイント
・一煎目は抽出時間を短めに(20~40秒)高温で(98℃) 淹れるとより良い香りを発揮できます。
・二煎目以降は徐々に抽出時間を伸ばします。
テイスティングメモ:
香りの良いお茶で、苦味がほとんどない。香りと味の調和が取れてバランスよく楽しませてくれる。担任がないので余韻はすっきり。リコリスルートのような喉奥に残る甘み。干し草。
二煎目は少し苦味が感じられるが、基本的に優しくまろやかなお茶に仕上がっている。