滋賀県東近江市の山奥に昔から日本茶の製造をしている政所町がある。
住民一同が協力し合い、現代的な科学肥料や農薬を一切使用せず、ごく自然な方法で茶作りに挑んでいる。
栽培は完全無農薬で、ほぼ無施肥で茶を育てている。投下している唯一の肥料はススキと油粕に限る。
多くの農家は扱き摘みという摘み方によって伝統的な手づみの収穫方法を守っている地域である。
600年続く産地で、昔ながらの製法にこだわり佐藤さんが手間を惜しまず玉露を作っております。
収穫の3週間前に餅米藁で手編みで編んだコモをかけて遮光し、色と甘みを引き立たせています。
このコモは1メートルを手編みするのに1時間がかかります。
お茶について
・原産地:滋賀県東近江市政所町(単一農園)
・製造者:佐藤謙次
・茶品種:在来種
・収穫時期:2022年5月
・茶種:緑茶・玉露
淹れ方のお勧め
・茶葉の量 :5g
・湯温:60℃
・湯量:100cc
・抽出時間:2~3分.
同じ茶葉で「3」煎楽しんでいただけます。
淹れ方①ポイント
・一煎目はお湯の温度を十分冷まし、しっかりと濃厚な味を抽出します。
・二煎目からは少しずつ温度を高めます。二煎目は80℃、三煎目は熱湯という順で淹れていきます。