茶農家への質問:
なぜ烏龍茶を作るようになったか。
烏龍茶を作るきっかけは、テレビ番組で、中国で烏龍茶を作る番組を見て、たまたま一番最初に作った烏龍茶が美味しくできて感動したから。いい花かを放つ品種にも恵まれていたので烏龍茶を作り続けたかった。それから、烏龍茶を飲んでいただいて、色んな人に感動を与えることができたので、それも一つの動機になった。
フルーティーで香り高い烏龍茶。みなみさやか品種特有の花香。力強いお茶で体内から身体を温めてくれる。緑茶の原点に戻った感覚で爽やかな萎凋香が楽しめる。標高が高く、日照時間が短いため、芽が出開いても葉は柔らかく、烏龍茶特有の花香が出やすい。
お茶について
・原産地: 宮崎県五ヶ瀬(単一農園)
・製造者:宮崎亮
・茶品種: みなみさやか
・収穫時期: 2023年春
・茶樹の樹齢: 20年
・茶種:烏龍茶・萎凋茶・葉茶
茶園について
・名前:誠畑
・面積:約20a
・種類: 茶畑
・標高:650 メートル
・地質:古生層
・土壌:赤土
・方向と傾斜度:南向き5度
・畝の方向と形:東西直線
・その他:周りが杉で囲まれているため、日照時間が短い。
気候について
・気候の特徴:標高が650mと高いので冷涼な場所だが、畑に逆転層があるため霜の被害がない。
・周辺・環境の特徴:周りは、杉に囲まれている。
・その他:標高が高く、日照時間が短いため、芽が出開いても葉は柔らかく、烏龍茶特有の花香が出やすい。
製造について
収穫は、できるだけめが出開くのを待って収穫することで、すっきりとした味と鼻に抜けるような花の香りが出る。
揺青工程の中で、茶葉が萎凋しすぎないように気をつける。
淹れ方
お一人様用
・茶葉の量 :4~5g
・湯温:98℃
・湯量:200cc
・抽出時間:20~90 sec.
同じ茶葉で「5〜10」煎楽しんでいただけます。
淹れ方①ポイント
・抽出時間の調整により10煎まで抽出が可能。
・香り重視の淹れ方として、高温で短めに抽出を始め、徐々に抽出時間を長くすると味の変化が楽しめます。
テイスティングメモ
力強いお茶で体内から身体を温めてくれる。爽やかで、ミルキィな口当たり。柑橘系、フルーティ、蜂蜜のような甘い香り。野菜系の華やかさ。ほのかに藁の香りもある。